カテゴリ:2015年



2015/12/24
2学期の終業式を迎え、ほっと一息です。子供達はサンタクロースのプレゼントを楽しみに眠りについたでしょうか。毎年恒例のクリスマス発表会を無事終えました。日頃の練習に加えて、冬休み前にもうひと頑張りしました。ご家族、お友達にもたくさんお越し頂き、出演者達はほどよい緊張感のなかステージ経験が出来たと思います。
2015/11/26
講師向けのスキルアップ講座。外部の先生方をお招きして初めての試みでしたから、喋りも少し緊張しましたが、何とか終えました。...

2015/11/22
4月に転勤のため北海道へ引っ越した生徒さんからお便りを頂きました。モチコピアノスクールの一期生だった双子の兄弟。4才でピアノを習い始めた当初から、しっかりと意思をもった子たちで、発表会の曲選びの時などは「これが弾きたい」と譲らなかったのをよく覚えています。お母様も大変な音楽好きです。バッハやシューベルトの曲を熱心に練習されており、子供たちの後にはお母様のレッスンをさせて頂いていました。新天地で新しいピアノの先生のもとスタートし、元気に頑張っている様子。先月開催されたスタインウェイジャパン主催のピアノコンクール北海道大会で入賞したと書かれてありました。初めてのコンクール挑戦を経て、また一回り成長したようです。添えてあった写真はすっかり少年の顔。
2015/11/21
ドイツ、フランクフルト在住のギタリスト、リューティストである太田耕平さんのコンサートに行ってきました。クラシックギターを学ぶべく7年間をイタリアで過ごし、その後はフランクフルト音楽大学でリュートとバロックギターの研鑽を積んだ国際肌の音楽家です。同時期に私もドイツとオランダで過ごしていたので、お互いの留学先を訪ねた事もあり大変懐かしい思いで昨日のコンサートを聴きました。 太田さんらしい演出と質の高い演奏に感激しました。もともとバロック音楽が好きだったこともあって、コンサートの案内を頂いた時には「これは聴きたい」と思いました。今回はバロックの中でも日本で取り上げられることが極めて少ない初期イタリアバロックにスポットを当てたコンサート。中国出身、フランクフルト在住の素晴らしい演奏家、キュイ・ホンシャさん(バロックバイオリン)リー・ファンさん(バロックヴィオラ・ヴィオリン)との共演です。 プログラムの紹介文から引用させて頂くと、初期バロックは「分かりやすく」「より人間らしい」音楽が花開いた時代だったとか。コンサートではスクリーンの配色、衣装、トークなど、ささやかな演出が施されていて、そのちょっとしたこだわりが音楽を新鮮で鮮やかなものに引き立てていました。曲はほとんど無名といっていい作曲家によって書かれたもの。ところが、どの曲も実に生き生きとしていました。一人の芸術家の作品というよりは、当時の人々が喜怒哀楽のままに歌い踊っていた姿が浮き彫りなる音楽。 「イタリアンバロック LIVE」新しい音楽の愉しみを発見した一夜となりました。福岡市東市民センターホールにて、小学1年生の生徒さんも一緒に(写真)。

2015/10/23
芸術の秋。木々が赤く染まり始め、穏やかな晴れ間が続いています。落ち着いて音楽に耳を傾けるのには最高の季節です。...
2015/10/15
ピアノ講師向けのスキルアップ講座のご案内です。「ヨーロッパのピアノ教育に学ぶ」をテーマにお話したいと思います。...

2015/10/05
ワルシャワのショパンピアノコンクールは5年に1度開催される世界最高峰の国際コンクールです。アルゲリッチ、ポリーニ、ツィメルマンなど名だたるピアニストを輩出してきた同コンクールは、数々の国際コンクールが設立されてはその価値が薄れていくなか、現在でも特別な存在であり続けています。ショパンは日本でもこよなく愛されている作曲家ですが、未だ日本人の優勝者は出ていません。ワルシャワでの選考には20カ国から80名の若いピアニストたちが選ばれています。日本からは12名のピアニストが予選を通過し、リサイタルステージ1に登場します。世界の舞台で演奏されるショパンをライブ中継で観ることが出来ます。是非、ワルシャワで弾いている気分でご覧ください。
2015/09/25
バロックの音楽にこそロマンがあって素敵だな、と思います。ロマン派の音楽には芸術家その人の個性が作品に投影されていますが、バロックでは多くの職業音楽家たちが様式の中で自由に音を操り、酔いしれ、楽しんでいたのだろうと思いを馳せるわけです。初心者でも親しめるものが、探せばどんどん出て来るのも嬉しい。王道とされるバッハのインヴェンションの他に、全音楽譜から出版されている「プレインヴェンション」はレッスンで重宝しています。J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、W.F.バッハ、モーツァルト親子、ヘンデル、テレマンなどの大御所はもちろんのこと、ネーフェ、トュルク、キルンベルガーなどによるバロック時代の小曲が収められているアルバムです。上品で、ヨーロッパ宮廷の雰囲気をまとっています。 今は第六回バッハコンクールの課題曲のソルフェージェットを勉強中。ソルフェージュという言葉に「練習」「訓練」といったニュアンスが含まれます。テクニック面では指の俊敏さと強さが必要な曲ですから、恐らくその意味あいからのネーミングだと推察出来ます。曲想はトッカータ風。ダイナミックで技巧的な曲です。コンクールに限らず、普段のレッスンでも非常に有益な課題になると思います。

2015/09/10
習い始めたばかりの生徒さん、4才。椅子に座り鍵盤を使った練習が終わると、大好きなお絵かきの時間です。みんなのお家を作ろう。1階は何の部屋、小さい部屋はいくつある?いろいろな質問に元気に答えてくれます。指がまだ弱くて鍵盤が押せなくても譜読みの練習は4才からスタートします。2ヶ月目でド〜ファまで、いろいろな順番で書いて歌えるようになりました。このように3〜4才のピアノレッスンではお絵かきをしながら、数、形、平面上の位置関係などを学んでいます。お母様は集中力が続くか心配だったようですが、次第にピアノの前に座る時間も長くなってきました。あと一息で波に乗れそうです。
2015/08/31
ショパンコンクール in...

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