発表会で弾くおすすめの曲 10選 中級編

年末年始のお休みはいかがでしたか。発表会の曲、譜読みは進んだでしょうか。今年も一緒にピアノライフを楽しんでいきましょう。今年のブログではピアノを習っている方にとって役に立つ情報をより多く発信していきたいと思います。「発表会で弾くおすすめの曲 10選」前回の初級編に続き中級編をリストアップしてみましたが、候補が多すぎて選曲が難しいですね。ピアノが上達すると弾ける曲が増えてくるのは嬉しいこと。例えば古典派のソナチネ。たくさんの作曲家がそれぞれの個性でしのぎを削っています。その中から一曲を選ぶなら、モーツァルトかなと。バッハはリストに入っていませんが、小プレリュード集やインヴェンションは素晴らしい選択肢です。難易度のA~Cはあくまで目安としてつけていますが、気にし過ぎる必要はありません。好きな曲はとにかく弾いてみるのが上達のカギです。

作曲家 曲名 難易度 コメント
クープラン

ティク・トク・ショク  またはオリーブしぼり器

 C

バロックはバッハだけではない。フレンチバロックには親しみやすくユーモア溢れる名曲がたくさん。

ダカン かっこう  A かっこうのモチーフがクセになりそう。テクニックの観点からも指の俊敏性、持久力を身に付けるのに良い曲。
モーツァルト

ソナタ ハ長調 KV.545

第一楽章

 B ソナチネのエントリーにはやっぱりこの曲。美しい音で自然に、シンプルイズベスト。
ベートーヴェン エリーゼのために  A 超定番。とりあえず弾いておこう。ミレミレの回数を間違えないように。
ブルグミュラー 貴婦人の乗馬  A 音楽性とテクニックをバランス良く習得出来る良曲。澄ました感じ、気取った感じを出せるとグッド。
ショパン

ポロネーズ 変ロ長調

KKIVa-1

 B

ショパンはこのポロネーズ以外にもエントリーにちょうど良い曲があります。ロマン派の歌い方、ペダルの使用などピアノの魅力を味わいたい。

バルトーク トランシルヴァニアの夕べ  A

情景描写が素晴らしい曲。トランシルヴァニアはルーマニアにある地方なのですが、ヨーロッパといっても様々な風土があることに気づかせてくれる。

カバレフスキー ソナチネ op.13-1 第一楽章  C

ガッツリ弾きたい人におすすめ。子供のためのピアノ曲を数多く書いたカバレフスキーの代表作。

ギロック 雨の日の噴水  B アメリカの作曲家ですが、印象派的なピアノの表現を勉強できる曲として選びました。水の描写は印象派の重要なテーマの一つ。
三好晃 波のアラベスク  C 現代曲なの譜読み段階が大変ですが、テクニック的にはさほど難しくはありません。音選びのセンスと三好らしい哀愁が感じられる一曲。