発表会で弾くおすすめの曲 10選 初級編

今年も残り僅かとなってきました。レッスンでは来年の発表会へ向けての選曲で大盛り上がりです。そこで、過去の発表会のプログラムを思い起こしながら「発表会で弾くおすすめの曲 10選」をご紹介します。今回の初級編ではステージ映えする曲、長年愛されている定番曲、子供らしさを発揮できる明るい曲を中心に選曲してみました。難易度の項目はあくまで目安としてA~Cの3段階でつけていますが、Aから順番に練習しなくてはいけない、という事はありません。気に入った曲があればどんどんチャレンジしてみて下さい。

作曲家 曲名 難易度 コメント

J.S.バッハ

(アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帖より)

メヌエット ト長調  A

超定番。左右の音の動きを楽しみながら美しく自然なフレージングで演奏しよう。

J.S.バッハ

(アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帖より)

ポロネーズ ト短調  B リズムの正確さにこだわることで、曲想を上手にとらえることが出来る。歯切れよく、堂々と演奏しよう。
モーツァルト メヌエット ハ長調  A 右手メロディに出てくる半音の遊び、左手一拍目の休符など、少ない音で楽しく美しい曲に仕上がっている。まさにシンプル・イズ・ベスト。
シューマン 楽しき農夫  B

左手でメロディを弾く、和音をしっかり鳴らす、といったテクニックを習得出来る。シューマンらしい性格描写も楽しめる一曲。

ブルグミュラー アラベスク  A

 ブルグミュラー25の練習曲の中でも特に人気が高い。正確なテンポとタッチでカッコよく仕上げよう。

エステン お人形の夢と目覚め  B

ゆったり、中くらい、速い。三段階のテンポで構成。幅広くしっかりとしたテクニックが必要な曲。お風呂が沸いた時の曲。

プロコフィエフ マーチ op.65-10  B 正確なマーチの拍子感の上に、遊び心のある音がたくさん。軽いタッチと強いタッチ、メリハリをつけて弾こう。
シャルル=アンリ ドド・スウィング  B ノリの良いリズムで、子供ならではの可愛らしさを出せる曲。音の色彩感にもこだわりたい。
三好晃 やどかりのひっこし  C 譜読みが大変。やどかりが歩いている感じを愉快に表現したい。
平吉毅州 真夜中の火祭り  C 細やかなアーティキュレーションとタッチの正確さが必要。エネルギッシュに弾き切りたい一曲。