卒業生の訪問

先週の日曜日、転勤のため北海道へ引っ越したお友達がレッスンに来てくれました。双子兄弟のかいくん・しゅうくんはモチコピアノスクールの一期生。お母様と一緒に初めて教室へ来た日のこと、クリスマス会、お別れ前の発表会のこと。どれも印象的に心に刻まれています。

 

この日2人が聴かせてくれたのはバッハのポロネーズ、ギロックの祭り、シューマンのArmes Waisenkind、モーツァルトのアレグロin Fの4曲。

色々なスタイルの曲に触れながらピアノを習う事はとても大切だと思います。双子とはいっても、4才の時から2人は違った個性を放っていましたから、同じ内容で競わせないことには気を使いました。スクールに習いに来られていた当時は、私もまだまだ新米教師でしたから、お母様との交流の中から色々な事を感じる日々でした。「ピアノは家庭教育の柱」と確信してスクールを運営するようになった背景には、卒業生と親御様の姿があったのだとつくづく思います。

この日は朝8時からのレッスン。寒い、寒いとつぶやくこの頃なのに、北海道からのお客さんは元気いっぱいです。今週末は福岡も氷点下まで気温が下がり、雪の予報がでていますね。寒い冬には北海道で頑張っている彼らのこと、ドイツ時代に見た景色を思い出したり。出会いに感謝した一日でした。