小学校入学前の小さなお子様からのお問い合わせで、ピアノを始める時期について質問されることがあります。そこで、今回はピアノレッスンを考える上でポイントになる事を年齢ごとにまとめてみたいと思います。
0〜3才 音を体で感じて楽しむ時期
音の刺激は0才から受け続けています。情操面を考えると、なるべく良質な音を体験するのがいいと思います。アコースティックピアノ、木の楽器、そして何より一番いいのはお母さんの歌。リズム感(ビート)を養うことができる貴重な時期です。
4〜6才 歌と譜読みを徹底する時期
音程の感覚が定着してくるので、ドレミで歌いながら丁寧に譜読みをしましょう。数としてリズムを素早く認識できるようになります。(パターン認識)家庭でピアノを練習する習慣ができると、レッスンがスムーズに。
7〜9才 様々なスタイルの曲で楽譜に慣れる時期
まずは生活習慣→練習の習慣です。「つ」のつく年齢のうちまでに、とよく言われますが、ピアノレッスンも同じだと思います。この時期にピアノを始めても習慣ができていれば、グングン上達します。いろいろな曲を弾いて豊かな感性を磨いて欲しいです。
10〜12才 主体的にチャレンジする時期
自我が出始める時期に入りますから、「ピアノに通わせる」から、「ピアノに通いたい」に変わるといいですね。何事にも考えるヒントを与えることが大切だと思います。術面で飛躍的に伸びるゴールデンエイジでもありますから、弾きたい曲に挑戦しましょう。
「ピアノ弾きたいな」と思った時は、始め時だと思います。モチコピアノスクールでピアノの体系的なレッスンが始まるのは4才頃からです。宿題も少しづつ出ますので、親御様のサポートをお願いしながら皆さん頑張っています。