今日は久しぶりに日頃のレッスン風景をお伝えします。火曜日の一番乗りは年中さんのカズキ君。ひょうきん者でおしゃべり大好きな男の子です。「ゴールデンウィークにはじいちゃんちに行ったよ!」と、今日も元気いっぱいです。カズキ君がモチコピアノスクールに通い始めたのは去年の12月。ちょうどその月に4歳の誕生日を迎えました。初めてグランドピアノの鍵盤に手を置いたとき、それはまるでもみじのような小さな手。小さな手でいきなりピアノを弾くのは大変なので、始めの2ヶ月くらいはレッスン時間の半分を、童謡を歌ったりカスタネットや鈴でリズム打ちの遊びをして過ごしました。音楽は、歌から。しだいにピアノにも慣れたので、ソルフェージュ(譜読み)の基礎とテクニックの練習を少しずつ進めました。
半年経った今は、ソルフェージュとテクニックの教材は簡単らしく、レッスンで習うずっと先の曲まで弾いて来ます。こうなれば、しめたもの。レッスンでは予習済みの曲ばかりなので、どんどん先に進みます。モチコピアノスクールのPreコースでは30分の間に聴音、リズム、簡単なメロディー、両手の曲(レパトリー)を全て含めると15曲くらい弾きます。数をこなして読譜力をつけることはもちろんですが、小さな子供にとっては「弾けた!」という達成感をたくさん味わって欲しいのです。カズキ君のレッスンが軌道に乗れたのは、お母様の陰のサポートがあってこそ。家庭習慣を大切にされているのでしょう。カズキ君は6月におさらい会デビュー、来年の3月にはあいれふホールデビューします。これからも楽しく続けよう。