南国のシンガポール。目が覚めた朝5時半頃には鳥やカエルたちによる大合奏が始まっていました。ピヤ、ピヤ、クー、クルクルと綺麗な声で鳴いています。今日は8時からオンエアのラジオ番組 Smile Wave に出演。ヴァイオリン制作家の西村さん、作曲家のルカさんと一緒にシンガポールの放送局が集まるメディアコープへ。マレー様式の豪邸が軒を連ねる丘陵地を抜けて行きます。20分くらい今回のコンサートについてお話させて頂いたのですが、3人とも慣れないもので的を外しっぱなしのトークを展開しました。イタリア人のルカさんのおふざけはさすが。
シンガポールは教育熱心な国で、多くの子供たちがピアノやヴァイオリンを習うけれど、お勉強の一環という認識が強いとききました。最近は国も芸術方面に力を入れて、音楽のとらえかたも文化的になりつつあるそうです。ラジオ番組にも、ピアノを習っているご家庭から「ピアノが長続きする秘訣は何ですか」の質問が寄せられました。うーん、難しい。何でしょうね、上手く答えられたでしょうか。
夕方からは、明日の会場エスプラネードでリハーサルです。リハーサルは話し合いながら、というか、おしゃべりしながらゆっくり進みます。南国特有のゆったりテンポですが、決まる所は決まったので問題なしなのか、これもお国柄ですかね。