クリムトとブリューゲルの絵&ウィーン楽友協会

ウィーンの美術館で観たクリムトとブリューゲルのコレクション。クリムトの「接吻」はウィーン観光のハイライトの一つです。クリムトが辿り着いたのはハプスブルクの栄光を偲ばせるような金箔、銀箔の色調。カメラは禁止だったのでお伝えできないのが残念です。他にはない独特な世界観に圧倒されます。写真は左から、歴史博物館の天井。中央がブリューゲル。16世紀の絵とは思えない面白さですね。人の仕草の描写が精巧で楽しい。

世界最高の音響を誇る楽友協会の演目はラフマニノフ作曲、ピアノコンチェルト1番とドボルザーク作曲、シンフォニー8番です。ポスターを見ると明日は内田光子のピアノリサイタルが予定されています。とにかく建物内部を見たかったので、30分前にチケット売り場へ駆け込み、残っていた5ユーロの立ち見席を購入。留学中に通ったドイツのオペラハウスには、立ち見席といってもたいていは簡素な腰掛けがあったですが、ウィーンのそれは文字通り立ち見。貴族文化の中心、容赦ないですね。演奏はまずまず良かったのですが、さすがに足が疲れました。